物忘れ外来に行ってきました。

 昨日は母を連れて物忘れ外来に行ってきました。
 診察の前に簡単な検査です。今日が何年何月何日?とか100から6引いて、更に6引いて…とか、左に描いてある図形を右に描き移して下さい。とか本当に簡単なやつです。30点満点中、母は25点でした。24点以下が認知症の判定ラインだそうで、ギリギリセーフではありますが認知症が始まっている事は確かだった訳ですね。初期の初期だった事に安堵しつつ、先生に「お薬で進行を遅らせる事が出来るんですよね?」と聞きましたら、「安易に薬で何とかなると思うのは間違いです!」と怒られてしまいました…。
 何でも、お薬を服用する様になったら絶対車には乗っちゃいけないそうです。副作用で食欲が減退したり、怒りっぽくなったりする方もいるらしく、そしてあくまで進行を遅くさせるだけで、治る訳ではない!と釘を刺されてしまいました…。
 とにかく認知症の進行を遅らせるのにもっとも効果的なのは周りとのコミュニケーションをとる事だと言われたのがやはり1番耳が痛かったです。だって私、仕事とバイトでほぼ家にいない訳ですし、食事こそ3度3度一緒に食べていますが、とくにこれと言って意識して会話を心がけている訳でもないですからね…。というか、お互いの存在がもう空気みたいなのに今更何を話せというのか…。なんて言ってちゃいけないんですよね、きっと。
 とは言え私一人に出来る事も限度があるだろうし、ここはやっぱり週に何回かデイサービスみたいな所に通って、家族以外の人と話せる機会を作った方がいいのかなあ…と思いました。あまり社交的ではない母が、そこに通う事を了承するかどうかが問題ですが。
 取りあえずまた包括支援センターに相談に行きますかね…。


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