夏の初めに叔父が亡くなりまして。
　県外で、丁度コロナも感染真っ盛りの時期でもあり、葬儀参列は断念してお香典だけ送らせて頂いたのですが、その時の香典返しが届きました。カタログギフトです。
　実際に届いたのは先々週程前なのですが、まだ何を頂こうか決めかねておりまして。

　母が頂いたカタログギフトはパラパラと見せて貰っただけでも豪華です。何しろ渡している額が違いますからね。色々悩んだ挙句、バッグを注文したみたいです。

　一方の私はまだ何にするか決めあぐねている状態です。
　カタログギフトは何度か経験しておりますが、カタログギフトって、結構玉石混交で見極めが難しいと思いませんか？

　体験ものや旅行ものは端からどうでもいいとして、家電やファッション系は届いてみたらちょっとガッカリ…は経験済み。さりとで調理器具とかは魅力的でももう増やしたくない。寄付…はいつかそんな器の大きな人間になるまで待って欲しい…。じゃあ消えモノか？とグルメのページを開くも、これまた微妙。貰って確実に食べるとしたら米しかない。

　ここは米一択でいくか？と思いつつ、いじましくカタログを眺めていると、目についたのが防災グッズ。そういえばここんとこ近隣県でちょこちょこ地震が起きてるし、かく言う我が県だって周期的にそろそろ大きいのが来てもおかしくない。
　買わなきゃ買わなきゃと思いつつ、先延ばしにしていた防災グッズ…。いい機会だからここで貰ってしまおうか？いやしかし、カタログに載っているのはどうみても必要最小限のセット…。

　貰ってガッカリするか、これを土台にして、母にはより良い防災グッズをあつらえるか…。それともやはり、今食う米がそろそろ切れそうだから、初心に戻り米にするか…

　悩ましい。実に悩ましいのだよ…。

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