いよいよ…かも。

 私は母が30歳の時の子供ですので、私が今年48歳ならば、母は当然78歳。立派な後期高齢者です。まあ、年なりにあちこちガタは来ていますが、概ね健康で、昼間は畑仕事したりしていますし、食事もほぼほぼ母が作ってくれています。ふとした瞬間に「ああ、お母さんも年をとったなあ…」って思う事はありますが、やっぱり「親はいつまでも元気」って思い込みがあるんですよね。どこかに。
 だけど最近、そうも言ってられなくなってきたかな…って事がしばしば。言ってしまえば、「認知が始まったかな…?」という感じです。父が亡くなってから、会話の内容が昔の思い出話になりがちだったのは仕方ないとして、その話がループする様になってきました。「その話、ついさっきも聞いたよ?」てな感じで。
 後は、冷蔵庫にまだ在庫があるのに次々と同じ物を買ってくるとか。買い物行く前に冷蔵庫になにがあるか確認してメモを取る様に言うんだけど、メモってもどうもダメで。
 困ったな~ヤバいな~とは思ってはいたんだけど、まあまだ大丈夫でしょ、と現実から目を背けてたんでしょうねぇ…。今日仕事中に母から「玄関の鍵が見つからなくて家の中に入れない!」と電話がかかってきた時は正直暗澹たる気持ちになりました。 
 幸い私の職場は家から2キロと離れていないご近所ですから、事情を話して抜けさせて貰って事無きを得たんですけど、例えば母が鍵と一緒に携帯も紛失していたら私に連絡すら出来ない訳ですから、そんな事を考えると本当にゾっとします。その後無事、家の鍵は母の車の中で見つかったのですが、冷静に考えれば分かる事でもパニックになってしまうみたいです。


 医療面と行政面、ちょっと色々調べて相談して、何がどう転んでも対処していける様に腹を括らなきゃいけない時期が、いよいよ私にも来た様です。
 まあでもいつかは必ず通る道。とりあえず、コンロはガスからIHにしておいてホント良かった。ボケ防止の一環で、やはりこれからもずっとご飯は作ってもらおう!と都合の良い事ばかり考えている鬼娘な私なのでした。


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